月の動き

地球の周りを回っている月は小学校4年生の理科で勉強しました。月の動き方を星と共に観察したことのある人も多いと思いますが、皆さんは覚えていますか? 地上から見ている月は、日によって形が変わり時間帯によって大きさが変化しているように思えます。どのように月が輝き動いているのでしょう?

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月は…

月は地球の衛星と言われています。衛星は、惑星の周りを公転している天体のことを呼びます。土星のように衛星が複数存在している惑星もあります。地球の衛星は月1つですが、今ではたくさんの人工衛星が地球の周りを回っています。

月の輝き

月が光り輝いて見えるのは、月自身が光っているわけではなく太陽の光を反射して地球に届かせているのです。満月の時には地球から見ると夜でも本が読めるくらいの明るさで、太陽の次に輝いて見える星ですよね。

月の動き(満ち欠け)

月は地球のまわりを公転しています。月は自転していて、周期は約28日となっており、これを月齢と呼びます。月の自転と地球の周りの公転する周期はほぼ同一となっており、月はだんだんと丸くなって消えていく動き方を繰り返しています。太陽と月が重なる0から27までを1周期として、月の動きを【月齢】として表します。

【0】新月

月が満ち始めるときで、うっすらと線のような月を見ることが出来ます。太陽と月が重なっている時の月です。

【2】三日月(初月)

名前のとおり3日目の月で、はっきりと月の形が見えます。三日月は西の空に見ることが出来ます。

【7.5】半月(上弦の月、弓張り月)

弓を張っている状態見えることから弓張り月と呼ばれます。南西側で見ることが出来ます。

【14】満月(小望月)

丸い月で全体が光り、南東の空で日没直後から大きく輝いて見えます。

【22.5】半月(下弦の月)

上弦の月とは反対の状態で、東側の半分が光っています。

【27】つごもり

月が隠れているという意味の月こもりから名づけられました。月がほとんど見えなくなっている状態で新月と同じように見られます。

月はどっち側から満ちるの?

日本から見る月は右下側からだんだんと光が多くなっていきますが、これは日本が北半球にあるからなのです。南半球のオーストラリアなどの国から月を眺めると、左側から光り始めます。月は西側から満ちるのですが、北半球と南半球では月を見たときの東西方向が逆のために左右反対に見えることになるのです。また、赤道付近では下側から月が満ちていきます。方角が違えば見えかたは様々なのですが、月の動き方は変わらず月齢は同じため形は一緒となります。

月の大きさ

月は地球の約1/4の直径で、質量としての大きさを比べてみると、約1/80になります。地球よりとても小さいと思いますよね。でも、衛星と呼ばれる星の中では月は大きめなのです。日没後の月と、真夜中の月を見比べて大きさ違うと思ったことはありませんか? 月自体は同じ大きさをしていますが、地上近くにあるときには海や建物などと比較しながら目が月の光を感じ取ります。月が動き、上空にあるときには周りに比較対象となるものがないために小さく感じられるのです。また、月は、地球を中心に真円ではなく楕円の軌道をしています。そのため地球に近づいたり遠くなったりしているので、日によって大きさが変わって見えるのです。

月の色

私たちが絵に描く月は黄色が多いですよね。でも、赤やオレンジ色に見えるときもありませんか? 夕方に見る満月はオレンジ色で大きく見えます。大きさは地上近くに見えるためと言いましたが、色が変化して見られるのは月と私たちの目の間に大気があるからなのです。地上近くの海がある場所では水蒸気が多く含まれる空気があり、黄色に見える光が届きにくく赤っぽくなっている月が見えるのです。空気が澄んでいる寒いときには黄色い月が多く見られます。

月はいつも表側?

光っている月は常に表側を地球に向けています。月の動きは自転と公転が同じ周期のために、地球から見る月はいつも同じ面しか見ることが出来ません。しかし、球となっている月の半分だけが見えているわけではなく、約60%の表面を見ているのです。最近では月の裏側の研究も進んでいて写真で見ることが出来ますが、表よりもクレーター(月のくぼみ)が多く、地球から見る模様とは異なっています。

潮の満ち引き

満潮や干潮など、潮が満ち引きするのは月の動きに関係しています。月には、地球の約1/6の引力があります。月の引力が地球上の海水を引くことで、月に近い海は海水が増えて満潮になり、反対側の海は引力が弱く干潮となるのです。また太陽の引力も関係し、満月の頃には太陽と月の引力が合わさって潮の満ち引きがいっそう強くなります。

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